パラリンピック アギト

165カ国が参加しパラリンピックは24日に始まった

オープニングビデオが流れ  カウントダウン  そして花火

最初はたとえ  小さな風であっても 

皆の思いが  大きなムーブメントにもなる

アギトスカラーの花火が上がり  アスリート達の入場だ

難民選手団をかわきりに  あいうえお順のアイスランド

そして最後が開催国の日本選手団

各競技が障害の程度により区分けされている

例えば100m競技は29 水泳は146 に分けられていると言うことだ

色々な多様性がくみ取られている

オリパラの組織委員会橋本聖子会長

国際パラリンピック委員会アンドリューパーソンズ会長

天皇陛下の  パラリンピック開会の宣言

パラリンピック旗の入場掲揚

楽曲「生きる」が演奏され歌われた

選手・審判・コーチ役員達の宣誓

パフォーマンスが始まり 左翼のない小さな飛行機と

デコトラ(布袋寅泰のロックギターやダンスなど)

その人だけが持っている光  その光のパフォーマンス 

1948年7月29日、英国ロンドン郊外にあるストークマンデビル病院の

一角でひっそりと行われた第一回ストークマンデビル競技大会が原点

ドイツ生まれのユダヤ人神経外科医のグットマン博士 ナチスの台頭で

英国に逃れストークマンデビル病院で脊髄損傷の治療に当たり

治療としてのスポーツに着目 

なんと競技大会当日は戦後初のオリンピックロンドン大会だった

そして競技大会は毎年行われ 

1960年は第17回オリンピックローマ大会閉幕6日後

第1回パラリンピック8競技57種目が8日間開催された

新しい風が  三色に統合し  巻き上がった  様々な障害が加わり

これで何らかの障害がある25%の人々と共生社会を目指す

障害は起こりうる自分達の未来と統合し多様化していく

人間は相互に関わり合いながら生きる 

生きとし生けるものの全てを  歴史や遺伝子に持つ

それが誰1人抜けてはいけない理由だ

そんな思いを込めて各地から採火した火で聖火が点火され

9月4日まで12日間22競技539種目が開幕した

過ぎ去りし5輪の聖火

天皇陛下ご臨席のもと日本国旗掲揚  ミーシャの国歌斉唱

森山未來の前衛ダンス  そしてコミュニティの仲間の死を悼む黙祷

木遣り歌  棟梁役の真矢ミキ  さすがに男役は一品だ

多様性と調和の響き  タップダンスと民踊

1964年に集まった国々からの種から出来た木材で作った五輪

各国選手団の入場  もちろん先頭はギリシャ 続く難民選手団

以降は日本語で「あいうえお順」  最後は日本  白ジャケットに赤パンツ

205の国  1万1千人あまりの出場者  より早くより高くより強く共に

テレビ局クルーのコント  3種類(国,文化,思想)の四角が エンブレムに

上空にも1824台のインテルのドローンがエンブレムに 

そして球体から地球へ より豊かな未来にトランスフォームさせたい

50年前に発表されたジョンとヨーコのイマジンが流れ 

アジア, アフリカ, ヨーロッパ, アメリカ, オセアニアの代表が歌う

橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長

トーマス・バッハ国際オリンピック委員会会長

天皇陛下による第32回オリンピック東京大会2020開会宣言

花火,オリンピック旗,空から紙飛行機,ピクトグラム50のパフォーマンス

劇団ひとり, 荒川静香コント  照明でイタズラ  競技会場がライトアップ

ギリシャから聖火の火が運ばれ日本へ 全都道府県2000km

1万人が121日かけて繋いだ聖火がオリンピックスタジアムに到着

オリンピック3連覇の柔道野村氏レスリング吉田氏から

王貞治,長嶋茂雄,松井秀喜にそしてドクター&ナース →

パラリンピック夏冬金のトライアスロン土田和歌子 →

岩手宮城福島県の6人の子供達→ 最終ランナーはテニスの大坂なおみ

球体が開いて聖火台にトランスフォーメーション 57年ぶりに東京に

聖火がともされ17日間に33競技339種目が始まる

そして多様性と調和のオリンピックが8月8日に閉幕した

良くも 悪くも コロナ禍でも 人は 寝て食って動く 共に

ブルーインパルスが5輪を描く

1964年1回目の東京オリンピック国立競技場の観客数は7万4千人

2020年1年延期の2021年2回目の東京オリンピック新国立競技場

7月23日観客数はコロナ禍のため無観客で行われた 史上初の出来事だ

東京都は4回目の緊急事態宣言の中

アスリート達はこの日この時を夢見、最善を尽くし目指してきた場所だ

オリンピックの意義が問われる中  国民や世界に対して

どんなパフォーマンスやメッセージが発せられるのか?

205の国の選手  感謝と賞賛  人々の情緒や感性が 

国や文化や思想を超えて一つになって欲しい

と言う思いが開会式のテーマになっている

映像で招致から8年間の歩み

プロジェクションマッピングで四季の流れを表現

赤いロープの光で 血管や不安 焦り 葛藤

そして立ち上がり 心をつなぎ合わせ

希望を持って前を向く 最善の最適化へ

雨上がりの虹と電線

自然が人工を生み  育ててきた

自然にとって人工は  なかなか  いいアクセントだ

2億100万年前のジュラ紀には無かった物

自然から抽出し加工された  ヘンテコな物ばかりだ

蜂による蜂の巣の様な物かな

生きた自然体系の中で上手く人工物を活かす事が出来るだろうか

よくバランスをとって  調和の有る進化が出来るだろうか

多様な生態系を活かせる世界か

人間しかいない世界か

どれだけ長生きしても  つまらない世界では寂しい

1億年以上君臨してきた先輩達

恐竜達に  申し訳が立たないだろう

この虹に未来を  つないでもらおう

建設現場

遠くから見ればアナログで

近くから見ればデジタルだ

アナログとデジタルは1つのもので

見方や角度が違うだけだった

今まではアナログ的にしか捉えられなかったものが

これからはデジタルにも捉えられ

俯瞰抽象にも細分緻密にも幾つかの段階がある

まだまだ先はあるけれど

取りあえず一歩 公平な見えるデジタルへ進んでいきたい

誤魔化しのきかない ある意味公平な社会システムを

1つの自然系で 全てが繋がっている地球で