う!烏じゃないの?

何と暖かい風だろう

しょうかしょか まるで小さな夏のようだ

子供達が はしゃいでいる声が聞こえる

水が流れて 気持ちよさそうだ

犬に連れられたお爺さんもいる

池には まだ手足が生えていない黒いものが

物凄い数の オタマジャクシだ

ここは結構広い公園で 彫刻ひろばもある

花の彫刻 女性の彫刻 菌糸の様なものもある

遠目に見えるのは カラスの彫刻だ

隣に 鳩もいる

う!烏じゃないの?

近づいて 初めて解った と言うより

「風の中の鵜」と書いてあった

うかつだった! 思い込みだった

よくよく近づいて見ると ヒントはあるし

気付きもする しかし彫刻は不思議だな

逆境に耐えながら憂いている表情に見える

う! それは見ている人の心情を投影しているのだろう

日常の中に

ほんの日常の中に  普通にある光景

気付くと気付かないにかかわらず

息づいている  優しく  絶え間なく

変化し流れ続けていく  何度も繰り返し

しかし  同じものはない  淘汰し生まれ変わる

地球はまわり  太陽は動き  銀河は渦巻き

大きな運命に引き寄せられ  落ちていく

宇宙の時空間の呼吸の中では

泡の一瞬の結びのよう

それでも大地に小麦は実り

その上には青空が何処までも自由に広がっている

何を見るのか

1人で見るのも

2人で見るのも いいよね

何を見るのか

どう見るのかは それぞれだね

風が吹いて 雲が流れ

木々が揺らいで 海が光る

一つの物から 様々に生み出されていく

この複雑に絡み合う世界に

一筋の光が忽然と現われ

全てが変わっていく

古来の時 神武天皇が即位し 日本が建国された

その時を経て 未来を見つめ 今がある

世界が どんな音色を奏でるのか

楽しみだな

理論メタバース構想

もう一つの世界 超越した時空間ーーメタバース

デジタルと遊びが生み出した もう一つの世界

今までには無かった世界が生み出された

言わば  もう一つの次元とも言うべきか

人間の本質的な遊び心が

老若男女  民族も人種も貫いて生み出した

大きく広がって  際限なく  オリジナル化してゆく

訳もなく面白く  好奇心のまま  実現し

思いのままに  試現化し  またためらいも無く  消えていく

皆の興味が集まり  個々を創出して行く

そこに笑いや驚嘆が有れば  遊びは  まだまだ続く

ベツレヘムの星

未だ建設中のサグラダ・ファミリア

(スペインのバルセロナに有る世界遺産で「聖家族教会」)

で 2021年の聖母の祝日にあたる12月8日

9つ目の塔「聖母マリアの塔」が完成した

完成時の全18の塔のうち2番目の高さだと言う事だ

そして塔の頂上には5.5トンの鋼鉄とガラスで12の突起が有る星

イエス・キリスト生誕直後に輝いたとされる「ベツレヘムの星」を

象徴した星がローマ教皇フランシスコと人々の頭上に

何一つ隔てることなく輝いた