火星ではない

青い地球が変わってしまったのかと思った

これだけ赤いのは 珍しいな

ちょっと前までは あんなに青かったのに

光も 風も 雲も 大気も

見る見る変わって あれよあれよという間に

様変わりして行く 確かに 見ていて飽きない

目を奪われ 心も溶けていく

そこにある物質は それ程 変わらないのに

条件がちょっと違うだけで まったく違う

ちょっとが 面白い 様子が一変

青が赤 地球が火星 火星が地球

身も心も 変な感じ 何かへんよう

表面の変化だけでなく

徐々に中身も変わっていく

知らぬ間に変わっていく

私達 生き物は そんな変容を感じつつ

一喜一憂していくのだろう

デジタルの日

自然から生まれた私達は

自然に愛され  愛し  尊ばれ 尊び

自然の中では  まだまだ生まれたばかりだ

自然とは何なのか?

そこに生まれた人間とは  何なのか?

自然が総論ならば  やっと各論の体系に入ったのか

自然をより細かく具体的に論理的に表現し

そこで生きる私達は  それを紡いでいく

それを  デジタルと表現するのか

以前は自然と人工 自然と科学など 対比された

これからデジタルは  自然を考察し 分析把握するために

必要かつ重要なアイテムになるのだろうか

初のデジタルの日は  2021年10月10,11日

来年以降は10月第1日曜日と月曜日

未来にシンギュラリティを迎え  人間らしさを表出し

1億8千万年余りを謳歌した恐竜に

うっかり滅びること無く  肩を並べて欲しいものだ

まん丸い月

9月21日に出る月を中秋の名月と言います

旧暦の8月15日の夜に見える月のこと

15夜のお月様とは  良く聞きますよね  旧暦での呼び名だったんですね

うさぎも思わず跳ね出す明かりなんだね

国立天文台によると  今月21日の満月

中秋の名月が満月の時期と重なるのは2013年以来

8年ぶりだそうです 本当に まんまるですね

この十五夜が農耕行事の収穫祭の意味を持ち

国生みの神イザナギとイザナミによって生まれた三貴神の一人

月読命(ツクヨミノミコト)は月を司る、または夜を統べる神

そして農耕の神としてと崇められた

実りの秋の感謝と来年の豊作を祈願して

米粉で満月の様な まん丸いお団子を15個

ススキを稲穂に見立て、お供えしたという説が有力だそうです

それにしても まんまるですね 見るたびに 吸い込まれそうです

ブラックホールのように 月には人の心を引きつける力がある

不思議だな もしかしたら ちゃんとした理由があるかも知れないですね

そして9月21日は国際平和デーだそうです

この日一日は敵対行為をやめようと国連は呼びかけ

平和の鐘が鳴り響く いっ時でも まん丸い月に引き寄せられて

無心になるのもいいね 子供の時のように無邪気になるのもいいね

We The

国際パラリン       ピック委員会(IPC)は 東京パ

ラリンピック       大会の理念「共生社会」の実現

を目指すた       めに今後10年間を各国際機関

と連携し       まだまだ世界にある様々な障害者

に対する       偏見や差別

教育や雇用      機会の喪失

それによる      貧困など

それらに対処     すべく法の整備をしていく

運動を展開      していくと発表 前回25%と誤記

してしまったが      現在世界人口の15%にあたる約12億人

の障害者の            人権を考えるキャンペーン

「We The 15」            と題してスタートさせた

障害者になり          得る普通の人々の為にも

我々は人々の        意識を変え 障害を恐れない

社会システムを       構築して より豊かな

多様性を謳歌     できる世界を築いていこう

パラリンピック アギト

165カ国が参加しパラリンピックは24日に始まった

オープニングビデオが流れ  カウントダウン  そして花火

最初はたとえ  小さな風であっても 

皆の思いが  大きなムーブメントにもなる

アギトスカラーの花火が上がり  アスリート達の入場だ

難民選手団をかわきりに  あいうえお順のアイスランド

そして最後が開催国の日本選手団

各競技が障害の程度により区分けされている

例えば100m競技は29 水泳は146 に分けられていると言うことだ

色々な多様性がくみ取られている

オリパラの組織委員会橋本聖子会長

国際パラリンピック委員会アンドリューパーソンズ会長

天皇陛下の  パラリンピック開会の宣言

パラリンピック旗の入場掲揚

楽曲「生きる」が演奏され歌われた

選手・審判・コーチ役員達の宣誓

パフォーマンスが始まり 左翼のない小さな飛行機と

デコトラ(布袋寅泰のロックギターやダンスなど)

その人だけが持っている光  その光のパフォーマンス 

1948年7月29日、英国ロンドン郊外にあるストークマンデビル病院の

一角でひっそりと行われた第一回ストークマンデビル競技大会が原点

ドイツ生まれのユダヤ人神経外科医のグットマン博士 ナチスの台頭で

英国に逃れストークマンデビル病院で脊髄損傷の治療に当たり

治療としてのスポーツに着目 

なんと競技大会当日は戦後初のオリンピックロンドン大会だった

そして競技大会は毎年行われ 

1960年は第17回オリンピックローマ大会閉幕6日後

第1回パラリンピック8競技57種目が8日間開催された

新しい風が  三色に統合し  巻き上がった  様々な障害が加わり

これで何らかの障害がある25%の人々と共生社会を目指す

障害は起こりうる自分達の未来と統合し多様化していく

人間は相互に関わり合いながら生きる 

生きとし生けるものの全てを  歴史や遺伝子に持つ

それが誰1人抜けてはいけない理由だ

そんな思いを込めて各地から採火した火で聖火が点火され

9月4日まで12日間22競技539種目が開幕した