地球外生命はハビタブルゾーンに存在すると言われている
地球型の生命が生存出来る領域だと言うことだ
そうなると条件が かなり狭められ
大気の下で表層に液体の水が存在し
表層温度が0度C以上から100度C以下
これらは恒星の明るさと 惑星の軌道半径によって推定され
大気をもち 固体表面をもった岩石惑星を探せるのだ
太陽型の恒星は銀河には400~500億個 有るらしいが
ハビタブルゾーンになりそうな地球型惑星は 少ないらしい
そこで可能性を広げるものとして注目されるのは
太陽型(G2V型)のような主系列星ではないが
銀河系の星の約80%(約1,600億個)の赤色矮星(M型星)である
赤色矮星は質量が小さく暗いので 主系列星よりずっと長寿で
1000億年から数兆年あり 水域の安定した時期が見込まれる
さらに近くを巡る惑星に 潮汐ロック(地球と月の関係)が起これば
自転と公転が一致し 常に同じ表面を向き合う形になる
そこには明暗境界線とも呼ばれる 朝と夕方の領域が現われる
ーーー ターミネーター・ゾーン ーーー明と暗の間
その領域では中間的な条件が出来て水域が現われる可能性があり
ハビタブルゾーンの可能性が広がるらしい
これらの生命存在条件を思うと 広い銀河と言えども
かなり少ないのかも知れない 限りなく少ないのかも知れない
みんなの地球は 銀河の中でも稀有な存在かも知れない

