二人の地球人

幾度ともなく風雪を越えて そして暖かさに和んで

人の時が流れ 空間が創られる

蜃気楼のように消えたかと思うと

砂漠のオアシスの様に現われる

宇宙の構成物質が様々に変化して 人に見せてくれる

人間の行いが この星に変化をもたらしはじめるが

この星の天変地異は この星にとっては 何てことは無い

宇宙物質にとっては許容範囲は縦横無尽だが

人は平均気温が今より数度変化しただけで 存続の危機に立たされる

人は人の存続のために 地球の時空間を感じられる

これから指数関数的にAIの時代になっても

人は人の命を有し 人の時空間を創っていく

故郷の地球を忘れない地球人として

AIにはない 生物種としての命を紡ぐこと

AIを息吹かせて総体として命を紡ぐこと

ほら! そんな地球人だよ

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