人のいる自然

大海原に水平線を見たよ

海の怖さと 日の光の優しさを感じたよ

なんとも言えない美しさで  空と海が分かつのを見たよ

地球のふちは地平線であれ 水平線であれ

何を分けているのだろう

空と大地 空と海 雲も土も風も生まれる

空間と物質 地中から見ても  水中から見ても

大いなる淵はあるのだろう 分けるし別けるのだろう

深淵なる根源に 無有の始まりがあり

すべては分けるから 始まったのかな

宇宙の始まりも  生命の始まりも

事物や現象に分かれて表出する

ありとあらゆる物が分れ  組み合わさって

森羅万象をかたちどって 生まれては消えてゆく

有は全ての多様性を愛し  無はそれを一つ一つ包み込んで分ける

一つ一つの個性が多様性を生んでいく

一つは それで終わってしまっても

連なる繋がりが次の生を生んでいく

時空間か 幾多の次元がある限り

存在した証は いつもそこに息づいているんだよね  きっと

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